■安全とトラブル
2011年7月現在、外務省はジーザーン州、アシール州、ナジュラーン州のイエメンとの国境地帯に「渡航の延期をお勧めします」、東部州のイエメンとの国境地帯に「渡航の是非を検討してください」、それ以外の地域に「十分注意してください」という海外安全情報(2010年2月17日付)を発出している。 2001年9月11日のテロ以降、サウジアラビア全土で外国人を標的にした自爆テロや誘拐事件などが頻発していたが、2005年以降治安は改善の傾向にある。しかし、治安当局のテロ取締強化にともなって、治安当局とテロリストとの間で衝突が散発しており、予断を許さない。また、日本人および日本権益に対するテロにも充分な警戒が必要だ。 なお、日常生活においても外国人の場合、常にパスポートかイカマ(滞在許可証)、そして旅行許可証を携帯しなければならない。これらの不携帯によるトラブルもしばしば発生しているので注意したい。特にジェッダでは、聖地メッカの巡礼者がそのまま不法滞在するのを防止するため検問が多くなっている。 また、ムタワという宗教警察が私服で町をパトロールして風紀を取り締まっている。暑いからといって短パン姿で歩いたりしていると拘束される。くれぐれも現地の習慣に合わせること。
|